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2013年7月11日木曜日

【まとめ】自然免疫と獲得免疫の違いとは?(キラー細胞,Tリンパ球)

私は50歳に近づいたということで、健康についてあれこれ調べることが多くなりました。今回は、自然免疫と獲得免疫の違いについてメモに残しておきたいと思います。


■自然免疫と獲得免疫の違いとは?

過去に1度、体内で戦ったことのある病原体(ウィルスや細菌)が再び体内に侵入してきた場合、私たちの抵抗力は高くなります。過去の記憶に頼る強力な免疫獲得免疫です。獲得免疫のおかげで、私たちは病気にならずに済んだり、たとえ病気にかかっても軽症で済みます。

一方、自然免疫(ナチュラルキラー細胞、NK細胞)とは、体内に進入した病原体に対して、過去の記憶に頼らず、排除するシステムです。以前にその病原体と戦ったことがなくても、自然にそなわっている能力なので、この名前があります。

(ソース)
千葉県のHP:自然免疫と獲得免疫とは?


■Tリンパ球とキラー細胞

Tリンパ球は、T細胞の別名です。wikiによれば、T細胞とは、リンパ球の一種で、骨髄で産生された前駆細胞が胸腺での選択を経て分化成熟したも。そして、T細胞のひとつにヘルパーT細胞があります。

(ソース)
wiki:T細胞

獲得免疫には、抗体とキラー系の2種類があります。どちらもリンパ球が中心となって働いています。ヘルパーT細胞は、敵の性質や弱点を知り、侵入した敵に的確に攻撃できるように戦略を決める「指揮官的役割」をになっています。ヘルパーT細胞は、B細胞には「敵をつかまえろ」、キラーT細胞には「敵を殺せ」という命令を出します。

(ソース)
春日井教育ネットワークのHP:獲得免疫① ヘルパーT細胞のやくわり


■自然免疫とがん予防

自然免疫(ナチュラルキラー細胞)もリンパ球の1種。とくに、がん細胞などの拒絶に重要な役割を果たします。他の細胞を殺すということで、生まれつき(natural)の細胞傷害性細胞(killer cell)という意味の名前がつけられたのだと言います。

(ソース)
wiki:ナチュラルキラー細胞

過去の記事でも触れましたが、ブロリコ研究所のHPには、自然免疫には、がん細胞をやっつける効果があるそうです。

埼玉県立がんセンターの研究により、自然免疫の活性が高い人ほどがんになりにくいことが明らかになったとされています。自然免疫力を高める方法の一つとして、ブロリコ(イマジン・グローバル・ケア社)というサプリがあると言います。この成分は、東京大学との共同研究によって発見したものだということです。

ブロリコについては、当ブログの次の記事をご覧ください。

【ゼロからわかる「癌 予防」】食事、ブロリコの効果【免疫高める方法】