週刊誌・サンデー毎日に茨城産の野菜等の放射能汚染の測定調査結果が掲載されました。計測結果は、東都生協のHPが出典だということです。
・原木栽培生しいたけ 139
・じゃがいも 2.2
・鶏肉 0.7
・産直たまご 0.5
・梅 87.9
・たまごプリン 1.3
※1キロ当たりの数値。単位はベクレル。
調査期間は、2011年5月~6月。最新の調査結果は、東都生協の公式HPにて公表されています。
*東都生協公式HP
しいたけや梅など、農産物の種類によって、放射能汚染の度合いが高くなるものがあります。ですので、全体的には放射性物質が検出されていなくても、安心はできません。
【暫定基準値とは】
政府の暫定規制値は、放射性セシウムの場合、1キロ当たり500ベクレル。事故から時間が経過したことで、生協の調査では、半減期の短い放射性ヨウ素の検出はされていません。ですので、セシウムの放射能汚染の数値で放射能汚染を判断することになります。で、この基準値ですが、「高すぎる」という声が強いようです。中部大学の武田邦彦教授などは、20ベクレル以内が適切なのではないかとコメントしています。
【茨城の一部に放射線管理区域?】
(地図)
・つなごう医療 中日メディカルサイト | 千葉など400倍汚染土壌 筑波大調査
筑波大アイソトープ総合センターの末木啓介准教授らは、3月下旬から5月にかけて、土壌汚染調査を実施。半減期30年のセシウム137の放射能汚染地域を調べたところ、茨城県南部と千葉県北西部の汚染度が高くなっていることがわかりました。汚染の程度は、福島県いわき市と変わらないレベル。
茨城県取手市と千葉県流山市では、1平方メートルあたり4万ベクレルが検出されました。放射能汚染が思いのほか広がっていることが確認されました。「4万ベクレル」という数値は、国が定める「放射線管理区域」の基準と同程度だということです。
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