震災がれきの受け入れ・処理問題で、徳島県はHP上で、「国が新たに定めた『1キロあたり8000ベクレル』は、国際基準違反」とコメントしました。HP上で放射能管理について筋道立てて説明していることに対し、ネット上では「わかりやすすぎる」と称賛の声が見受けられます。
以下、徳島県のHPからの引用です。
放射性物質については、封じ込め、拡散させないことが原則であり、その観点から、東日本大震災前は、IAEAの国際的な基準に基づき、放射性セシウム濃度が1kgあたり100ベクレルを超える場合は、特別な管理下に置かれ、低レベル放射性廃棄物処分場に封じ込めてきました。(クリアランス制度)
ところが、国においては、東日本大震災後、当初、福島県内限定の基準として出された8,000ベクレル(従来の基準の80倍)を、その十分な説明も根拠の明示もないまま、広域処理の基準にも転用いたしました。
(中略)
また、群馬県伊勢崎市の処分場では1キロ当たり1800ベクレルという国の基準より、大幅に低い焼却灰を埋め立てていたにもかかわらず、大雨により放射性セシウムが水に溶け出し、排水基準を超えたという報道がございました。
以上、徳島県のHPより。
http://www.pref.tokushima.jp/governor/opinion/form/652
なるほど。よくわかります。
なぜ徳島県のような主張が国に対しては通じないのでしょうか。
意味がわかりません><
【関連記事】
・【放射能】北海道 震災がれき受け入れ、道内各党前向き。
・原子力安全保安院が、原発の安全を妨害?(2006年)