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2012年5月13日日曜日

【放射線】ヤバい食品。お米,魚,野菜,牛乳の放射性物質

当ブログでは、テーマのひとつとして食品の放射能汚染についてあつかってきました。ここで一度、セシウムが検出されやすい食材をまとめておきたいと思います。

※ 2015年8月2日更新版。


【オススメのサイト】

おすすめの放射能検査結果サイトには次のようなものがあります。

福島市のHP:ご家庭の食品中に含まれる放射性物質の測定結果

〇 生活クラブ:放射能検査結果

八王子市民放射能測定室

上記のページを週に1度くらい ざっと見るようにするといいと思います。

食品業界の企業HPの検査結果では、放射線が検出されないケースがほとんどです。放射能汚染地域の野菜や食品をあつかっている場合もあると思うのですが、まったくもって不思議です。

でも、上記のサイトの測定結果では、結構セシウムが出ています。


【キノコ、たけのこ、山菜、魚に要注意】

とくに「キノコ類」「たけのこ」「山菜」、「魚」は要注意。「東日本の淡水魚や太平洋の魚」からも、高濃度のセシウムが検出され続けています。

以下、参考までに、2012年3月27日の厚生労働省公表の放射性物質検査結果です。

・栃木:原木しいたけ437Bq/kg
・岩手:ヤマメ178Bq/kg・イワナ171Bq/kg
・茨城:イワナ330Bq/kg・ヤマメ200Bq/kg・コモンカスペ186Bq/kg他
・千葉:タケノコ250Bq/kg
・神奈川:タケノコ16Bq/kg

以上、当ブログの記事:【放射能】千葉産の「たけのこ」、250ベクレル(2012年) より。
タケノコについては、東日本は、神奈川も含めて汚染が広がっているようです。


【柿からセシウム】

2014年に入ってから、柿からセシウムが検出されています。

セシウムが測定されたのは、福島県産栃木県産のもので、最高値は福島県伊達市産の1キロあたり 38ベクレルでした。

柿の検査結果については、当ブログの次の記事で取り上げています。

【2014年】 柿から続々とセシウム 【食品の放射能汚染】


【魚の缶詰からも、セシウム】

サケやサバなど、魚の缶詰からも、セシウムが検出されています。
詳しくは次の記事でまとめています。

【放射能】魚の缶詰から、続々とセシウム(サケ,生活クラブ)

環境保護団体グリーンピースの放射能検査では、市販の魚や回転ずしのネタからセシウムが検出されています。ですので、魚の購入の際などには、ちょっと気をつけなければと思います。


【放射能汚染地域のお米から、続々と放射能】

ご存じのように、放射能汚染地域のお米からもセシウムが検出されました。やはり、土地の汚染度と新米や玄米の汚染度は、比例するようです。


【大手牛乳メーカーの牛乳からセシウム】

雪印メグミルクや明治乳業の牛乳からは、セシウムが検出されたという情報があります。以下、市民放射能測定室「チーム二本松」のHPからの引用です。

・メグミルク牛乳 
  製造者: みちのくミルク㈱本社工場 宮城県大崎市
  購入先: 福島県安達郡大玉村 プラント5大玉店
  測定結果: セシウム 39ベクレル/kg

・森永牛乳(宅配専用の180ml瓶)
  製造者: 東北森永乳業㈱仙台工場 宮城県仙台市
  購入先: 福島県二本松市 ヨークベニマル二本松インター店
  測定結果: セシウム 18ベクレル/kg

・明治おいしい牛乳
  製造者: ㈱明治 東京都江東区
  購入先: 福島県安達郡大玉村 プラント5大玉店
  測定結果: セシウム 26ベクレル/kg

以上、チーム二本松のHP より。
(2011年11月)

小岩井の牛乳からセシウムが出たという情報もあります。こちらは、調査を行ったのは環境保護団体グリーンピースです。

詳しくは当ブログの次の記事をご覧ください。

小岩井の牛乳からセシウム(グリーンピースの放射能検査結果)


【とくに注意すべき食材一覧】

関東、東日本の場合、とくに気をつけた方がいいと思うのは、次の農産物・食品です。

・竹の子(たけのこ)
・山菜
・椎茸(しいたけ)、キノコ類全般
・お米
・小麦・大麦
・牛乳
・大豆
・茶葉
・牛肉
・海産物、水産物
・ブルーベリー
・レンコン
・柑橘類(ミカン、レモン)
・キウイ

茶葉については、静岡県産の新茶からセシウムが検出されています。

【放射能】静岡県産「新茶」から、続々とセシウム(緑茶、お茶)

私の場合、日本のお茶はちょっと心配なので、南米産の茶葉を使った「太陽のマテ茶」(コカ・コーラ社)を飲んだりしています。

ブルーベリーについては、ヨーロッパからの輸入物からも、高濃度のセシウムが検出され続けています。

中日新聞の5月1日の記事によれば、食品小売りの明治屋(東京都中央区)が、4月にオーストリアの業者から取り寄せたブルーベリージャム3個から、1キロあたり140~220ベクレルを測定。ブルーベリーの原産国はポーランド。

チェルノブイリ事故で、ヨーロッパ全土に渡ってセシウム汚染が広がりましたその影響がいまだに続いているものと思われます。

世界の放射能汚染状況を知るには、次の汚染マップが役立ちます。

(地図)
【世界】放射能汚染マップ


【食品汚染の効果的な対策は?】

私は群馬県に住んでいるのですが、原発事故後しばらく、購入は放射能検査をきちっとしているところに限定していました。

具体的には、大手の食材宅配サービスを4つ組み合わせて利用。コープデリオイシックス大地を守る会、そして、らでぃっしゅぼーや。 各々一長一短のため、それぞれが強い食品を選んでいました。

また、現在でも、魚やワカメ、牛肉などについては、海外産のものを買うようにしています。

加えて、食品以外の対策も続けています。

飲料水にはミネラルウォーターや浄水ポットの水を使い、部屋には空気清浄器を設置しています。

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