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2012年6月1日金曜日

【メモ】橋下徹氏:「日本の人口は6千万人にするべき」



*最終更新日:2015年1月13日

【橋下徹氏:「日本の人口は6千万人にするべき」】

橋下徹氏(現大阪市長)は、過去の講演会で、「日本の理想の人口は6~7千万人」という持論を展開していたことがわかりました。気になる発言だったのでメモに残しておきたいと思います。

この動画は、2010年6月16日にyoutubeにアップされたものです。

以下はあくまで個人的な感想なのですが・・・。

日本の経済の最大の問題の一つは少子化。人口が減ると、構造的に景気を良くすることがきわめて困難になると思います。

私は受験業界で働いていたことがあるのですが、過去に青少年の人口が多かったときには塾や予備校はとても景気がよかったです。ですが、少子化が進んだ現在、代ゼミが校舎を縮小するなど、業界は先細りの様相。

人口6~7千人ですと、日本の経済が持たないように感じるのです。


【文字起こし】

※日本の理想の人口については、動画開始後7分半くらいのところから言及しています。

橋下徹氏:僕は端的に言って、もうこれはもうメディアに出ていたときに言っていたんですが、6千万人くらいの人口でいいじゃないか。で、6千万人ぐらいの人口でいいじゃないか。

ただ、もしそうなるときには仮定としてね、だからその、ゴールを設定していないから、年金問題もどうしていいかわからないんですね。も、ずっと増やし続ける今の人口を維持する前提になっているから、年金がもう足りない、もうこれ年金が破たんするということになるんですけれど。将来まあ6千万人ぐらいでいいじゃないの、7千万人くらいでいいじゃないのと、そうすると、ある一時、やっぱり子供たちが少なくなる、若手が少なくなる、そして高齢者が多くなる、一定の期間ってのは厳しい時期があるかもわからないですけれど、この厳しい時期を乗り越えるために、じゃこういう制度をやろう、ただし、6千万人ぐらいの規模になれば、こういう形になるので年金制度もこういう風にやっていきましょうという。それで最終ゴールをちゃんと示して、僕はみんな安心して暮らせれるなぁと思っています

それで僕は6千万、7千万。これは世界を見渡していうことと、ま、アジア全体を見渡して考えたときに、人の数で勝負するようなね、この経済っていうか、ま方針ね、これもう通用しないですよ。中国やらね、インドっていう強力な人口を持っている国が、これから台頭してくる中で、人の数だけで勝負をしようなんていうのは、これはね島国日本ムリだと思うんですよね。

どういう風にするかって、やっぱりこれはもうあの6千万、7千万人のフランス、ドイツにしたって、1千万人以下の国にしたって、みんなそこはね、人の数で勝負する、人の数の労働力で勝負するってことじゃなくて、やっぱりその人が生み出すその価値というものに着目してね、ま、そっちで勝負をしていくっていう国の方針を、やっぱり大きく示さなきゃいけないと思うんですね。