■心理カウンセラーになるには
心理カウンセラーは、悩みをかかえる人を心理面からサポートする仕事。ただ、精神科医とは異なり、心理カウンセラーは薬を処方することはできません。活躍の場は、学校、企業、刑務所、そして個々人対象のカウンセリングなどになります。
心理カウンセラーになるためには、大学・大学院や専門学校の心理学系の学科で学び、資格を取得して心理カウンセラーになるという道が一般的。しかし、自ら「心理カウンセラーです」と名乗ってしまえば、誰でもカウンセラーになれるという自由な面もあります。ですので、学校に行かなくても、通信講座で勉強して心理カウンセラーになることもできるのです。
カウンセリング系の資格の種類には、臨床心理士をはじめとして、園芸療法士、教育カウンセラー、産業カウンセラー、精神対話士、精神保健福祉士(国家資格)、NPO日本教育カウンセラー協会認定ピアヘルパーカウンセリング実務士、日本心理学会認定 心理士、日本応用心理学会認定 応用心理士、学校心理士といったものがあります。
■カウンセリングとは
wikiによれば、カウンセリングは、アドバイスとは異なり、クライアント(相談依頼者)に対して明確な解決策を直ちに提示することは原則的にはありません。カウンセリングでは、クライアントが自らに向き合い、新しい理解や洞察に自発的にたどり着くのを手助けします。「クライアントが実生活の問題や悩みに主体的に相対して行けるように導くこと」が、カウンセリングの目的とされています。
(参考)
・wiki:カウンセリング
■臨床心理士になるには
臨床心理士は、臨床心理学を学問的基盤とし、クライアントが抱える種々の精神疾患や心身症、精神心理的問題・不適応行動などの援助などを行います。
臨床心理士になるには、日本臨床心理士資格認定協会が指定する臨床心理士指定大学院の臨床心理学系専攻修士課程を修了することが基本条件。臨床心理士指定大学院修了後は、臨床心理士資格審査において一次・二次両試験に合格することが必要です。必要とされる知識のレベルが高いこともあり、信頼度の高い資格です。
(参考)
・wiki:臨床心理士
■心理カウンセラーの通信講座ってどんな感じ?
たとえば通信教育のキャリアカレッジジャパンですと、2つの心理カウンセラー資格の同時取得をめざす「メンタル総合心理講座」が一番人気。
この講座は、一般財団法人JADP(日本能力開発推進協会)が認定する「メンタル心理カウンセラー」と「上級心理カウンセラー」の資格を対象にしています。この講座では、大学・大学院の心理学部6年分のカリキュラムをわずか4ヶ月で学ぶことができるのだとか。テキストだけでなく、実際に声を出してトレーニングできるロールプレイDVDつき。また、現役カウンセラーの指導を受けることもできるようです。
キャリアカレッジジャパンの心理カウンセラー講座については、当ブログの次の記事でまとめています。
・【4か月】通信講座で心理カウンセラーになるには【キャリアカレッジジャパン】
また、ヒューマンアカデミーの通信講座たのまなでも、心理カウンセラー講座(メンタルケア心理士講座、准ケアストレスカウンセラー講座)が人気です。
【関連記事】
・【高収入】女性&主婦におすすめ資格ランキング【転職に有利】