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2013年7月20日土曜日

【ゼロからわかる】MVNO 格安 sim 比較【ocn モバイル エントリー d lte】

■スマホ料金節約の救世主「格安SIM」とは

「格安 SIMカード」が大人気です。

月額900円(税抜)など、低価格である分、通信速度や容量の制限があったり、音声通話に対応しなかったりする面があります。ですが、スマホの月額料金を安く済ませたいと切望するユーザーから支持を集めています。スマホ料金の徹底的なコスト削減が可能になるからです。

OCNやSo-netに電話してみましたので、ポイントを整理しておきたいと思います。
(最終更新:2014年9月18日)


■MVNOとは

格安SIMカードは、NTTドコモから回線を借りるMVNO(Mobile Virtual Network Operator、仮想移動体通信事業者)というやり方を採用しています。もともとの回線はNTTドコモのものですから、安定したインターネット回線の通信環境を確保することができるのです。

ドコモの回線を使うということで、対応機種にはドコモのスマホが多くなっています


■SIMカードとは

SIMカード(シムカード)は、携帯電話などで使われている電話番号を特定するための固有のID番号が記録されたICカード。サイズは指先くらいの大きさで、かなり小さいです。スマホやタブレットでインターネットに接続したり、データ通信を行うためには、原則 端末1台につき1枚必要になります。

格安SIMに差し替えて設定を行えば、破格の通信料金でスマホが利用できるようになります

格納場所は、スマホ等の機種によってまちまち。どこにSIMカードが挿入されているかや、SIMカードの挿入・取り出し方法については、各機種の取扱い説明書を確認することになります。ですが、youtubeに動画が上がっていたり、検索エンジンを使って、「機種名 SIM」の検索ワードで調べられたりする場合もあります。


■こんな人に向いている

通信料金が安いかわりに、速度制限があったり、速度そのものがちょっと遅かったりします。「OCN モバイル ONE」(旧称:ocn モバイル エントリー d lte 980。NTTコミュニケーションズ)の場合ですと、1日50MBを超えると、当日中の速度が200Kbpsに制限されます。ただし、翌日には制限が解除されます。

50MBは、メールなら10000通、WEBサイトなら200ページ分程度あります。ですので、格安でメールやtwitter、facebook、その他ウェブのチェックをしたいといったタイプの人に向いています。


■OCN モバイル ONE

月額900円(税抜)の低価格SIMということで大人気の「OCN モバイル ONE」(NTTコム)。NTTドコモ Xi(クロッシィ)のLTE回線を借りてサービスを提供しています。スマホのSIMカードを差し替えて設定を行えば、すぐにモバイルエントリーが利用できるようになります。購入方法は、ネット経由などとなっています。

アマゾンのページを見てみますと、モバイルエントリーの評価は5点満点中4・4。カスタマーレビュー数は757件。口コミ・評判に目を通すと、かなりの人気で、満足度も高いことがわかります。

最高速度は150 Mbpsで、他のMVNOと比較した場合には速い方になります。

「GALAXY NEXUS SC-04D」「Xperia Z SO-02E」「iPhone5」など、ドコモのスマホ中心に幅広い機種に対応しています。対応機種とエリアについての詳細は、公式HPに掲載されています。

対応機種を持っていない場合でも、中古のスマホ(白ロム)なら、2万円くらいから入手可能なモノがあります。中古スマホは、秋葉原の中古取扱店やアマゾン等のネット通販で買うことができます。オークションですと、使えないモノが出品されていることもあるようです。なので、信用の置けるところから購入することをおすすめします。

電話で聞いたところでは、無料ネット通話サービスLINE(ライン)の利用もできます。また、「050 PLUS」というアプリを使うと、電話も使えるようになります。「050 PLUS」同士なら通話が無料。月額315円で、一般通話は3分8・4円。携帯電話は3分16・8円です。大手との契約を解約して電話番号が変わってもよいのであれば、モバイルエントリーと「050 PLUS」の組み合わせで、スマホ料金をグンと安くできます

ガラケーの無料通話機能を活用して、別に中古スマホを1台確保することで、通信料金を節約することもできます。中古スマホは、秋葉原等の中古スマホショップや、ブックオフスーパーバザー、そして、アマゾンなどのネット通販でも購入することができます。


■So-net NURO LTE

こちらも月額980円からのコースがあります。最高速度は150kbps。特長としては、最大3枚までSIMカードを使えます。2枚追加して3枚にした場合は月額1295円。スマホだけでなく、タブレットやゲーム機もインターネットに接続したい人などに適しています。また、月額2310円のコースにすると、電話が使えるようになります。

※2014年9月18日現在、月額980円のプランは公式ページでは見受けられなくなっているようです。


■その他のMVNOなど

老舗としては、日本通信の b-mobile、月額490円という破格の安さの DTI、低速プランの中では比較的速度が速い IIJmio や BIGLOBE といったものもあります。

以上、格安SIMについてまとめてみました。スマホの通信料金は工夫次第でかなり節約できます。料金をおさえたい人にとっては、お得なサービスだと思います。

ただ、動画再生を楽しみたい場合には、MVNOは速度はやや遅く、通信量の制限もあるため、ちょっと不向き。

動画視聴に向いているということですと、wimax(ワイマックス)がオススメです。ドコモであれば、グーグルのタブレット「Nexus7」「wimax(wifi)」、そして「ガラケー」の組み合わせなども好評。この組み合わせなら、速度制限なし。さらに、通信・通話料金をおさえることも可能です。


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