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2013年7月18日木曜日

【ゼロからわかる】公認会計士になるには(試験,受験資格,独学)

■公認会計士になるには

*2015年10月27日更新版。

公認会計士になるためには、筆記試験(短答式、論文式)に合格してから、実務補習を受けます。その後2年以上の実務経験(業務補助)をして、修了考査に合格することが必要です。

資格講座を開設しているTAC(タック)と資格の大原、そしてクレアールに電話しましたので、その内容も踏まえて、受験資格や勉強法などについてメモに残しておきたいと思います。


■公認会計士とは

公認会計士とは、監査および会計の専門家。公認会計士は、独立した立場において、会社等の公正な事業活動、投資者及び債権者の保護等を図り、経済の健全な発展に寄与することを使命としています。

業務としては、会計監査、財務、経理などがあります。そのうち、企業の財務諸表に関する適正性を証明する会計監査業務は公認会計士のみに付与された独占的業務です。

(参考)
wiki:公認会計士

収入については、平均年収で 716万円くらいのようです。

(参考)
年収ラボ:公認会計士の平均年収


■受験資格

公認会計士の試験を受けるのに、特別な受験資格は必要ありません


■試験日程

公認会計士試験の申し込み期間や受験日は次のとおりです。

〇 第I回 短答式

  ・願書配布: 2015年8月3日 ~2015年9月11日
  ・試験申込: 2015年8月28日~2015年9月11日
  ・試験日 :  2015年12月6日
  ・合格発表: 2016年1月12日(予定)

〇 第II回 短答式

  ・願書配布: 2016年1月12日~2016年2月19日
  ・試験申込: 2016年2月5日~2016年2月19日
  ・試験日 :  2016年5月29日
  ・合格発表: 2016年6月24日(予定)

〇 論文式

  ・試験日 :   2016年8月19日~8月21日
  ・合格発表: 2016年11月11日(予定)


■試験科目

試験は、短答式(マークシート)論文式とがあります。短答式試験については、第1回、第2回うち、いずれかの試験に合格すればOK。両方に合格する必要はありません。

短答式試験は、財務会計論、管理会計論、監査論および企業法。

論文式試験は、短答式試験に合格した人と短答式試験を免除された人に対して、会計学、監査論、企業法、租税法および選択科目(経営学、経済学、民法、統計学のうち受験者があらかじめ選択する1科目)について行われます。

公認会計士試験の公式ページは以下になります。

(公式ページ)
公認会計士・監査審査会


■試験の特徴

試験の特徴としては、次の2点があります。

・短答式試験合格は2年間有効
・論文式試験の科目合格は2年間有効


■試験の難易度

近年の傾向ですと、短答式、論文式ともに合格率は10%前後のようです(年によってばらつきがあります)。なかなかの難関ですね。詳しい数字はwikiに掲載されています。

(参考)
wiki:公認会計士試験


■科目免除

科目免除については、税理士や弁護士、そして実務経験者などが対象です。

試験概要については、公式HPの中の次のページがわかりやすいです。

(公認会計士・監査審査会)
公認会計士試験について:公認会計士試験Q&A


■実務補習

実務補習については、次のHPに掲載されています。

(実務補習)
一般財団法人 会計教育研修機構

修了考査については、次のHPに掲載されています。

(修了考査)
日本会計士協会:修了考査について


■Yahoo!知恵袋

試験についてのちょっとした疑問を解消したり、学校の口コミ・評判を調べたりするには、Yahoo!知恵袋などが役立ちます。

(Yahoo!知恵袋)
「公認会計士」の検索結果


■独学で合格できる?

資格試験は、通常 難易度が高くなればなるほど、独学で太刀打ちするのが難しくなります

大学受験と同じですね。試験が難しくなればなるほど、テクニックに精通した予備校や通信講座の利用者が多くなる傾向があるのです。ですので、経済的に余裕があるのであれば、予備校や通信講座を使った方がいいと思います。


■予備校と通信教育

これから受験勉強をスタートする場合には、2015年の合格をめざしたコースになります。

公認会計士の資格学校や通信講座で よく知られているところには、先述のクレアールや、資格の大原TACなどがあります。クレアールについては通信講座が主体ですが、東京・水道橋では通学コースもやっています。

以下、電話で聞いた内容です。

資格の大原とTACについては、通学の受講費用は、入門からスタートした場合に2年間で合計70万円前後。両校ともに通信講座もありますが、通信の場合はこれよりも費用が若干高くなります。

クレアールの場合は、通学の場合は合計57万円、通信の場合は52万円とのことでした。

ウィキペディアによれば、クレアールは会計士講座に力を入れており、「クレアールの代名詞とも呼べる石井和人先生(通称カリスマ)の提唱した非常識合格法は他校とは一線を画す効率的な学習方法」なのだと言います。


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