スポンサーリンク

2013年8月16日金曜日

【まとめ】 介護職 離職率 16・6%

■ 介護職員の離職率 16・6%。2年ぶりに改善

*2014年12月11日更新版。

厚生労働省所管の公益財団法人「介護労働安定センター」が発表した2013年度の介護労働実態調査で2年ぶりに改善。離職率は前年度比 0・4ポイント減の 16・6%となりました。

ただし、全産業平均の 14・8%(12年)よりも高めです。

(参考)
日経新聞:介護職員の離職率16.6% 13年度、2年ぶりに改善
  (2014年8月12日)


■ 介護職 離職率 17%

過去のデータを振り返りますと、厚生労働省所管の公益財団法人「介護労働安定センター」が2013年8月16日に公表した2012年度の介護労働実態調査では、介護職員の離職率は17%

その前の年度に比べ0・9ポイント上昇しています。一方、全産業平均の離職率は14・8%。施設長を除く職員の平均賃金(月給)は21万1900円でした。

(参考)
47news:介護の離職率、微増で17% 人材確保が依然課題
  (2013年8月16日)


■ 離職の理由は「重労働」と「低賃金」?

過去の記事でも触れましたが、介護職を辞める理由としては、人手不足や、それにともなう重労働、そして低賃金といったものがあると思われます。

読売新聞は、次のように報じています。

人材が集まりにくいのは、介護の仕事に「低賃金で重労働」とのイメージが強いことが一因だ。実際、同センターの調査では、介護職員の月給は平均22万円程度(11年)で、全産業の平均32万円を大きく下回る。国も介護報酬改定を通じて賃金改善策を講じてきたが、十分とは言い難い。

【介護ってブラック業界なの?】介護職員の離職率、年間17・8%


■ 介護職員の平均年収は330万円ってホント?

上記のリンク先の記事では、介護職員の職員(常勤)の給与の平均(月収)は、およそ27万5000円だったというニュースをご紹介しています。これは厚生労働省の調査なのですが、どうやら施設長の給料なども入っているのかもしれません。21万円と27万円ではだいぶ開きがありますね。

youtube上には、介護職の人の働く様子や給料を紹介した動画がアップされています。そちらを見ても、やはり手取りの月給は20万円前後のようでした。

これも上記リンク先の記事でご紹介しているのですが、年収・給料DBというサイトに、入社経過年数別に給料が掲載されています。それによると、入社した年では200万円前後という数字があります。総合すると、この数値の方が信ぴょう性がありそうな気がします。


【関連記事】

【ゼロからわかる】 介護資格の取り方 【就職に有利な介護資格】