*2015年10月20日更新版。
ケイ・オプティコムが、格安SIMサービス「らくSIM mineo (マイネオ)」を発表。2014年6月3日からサービスを開始しています。
以下、「mineo」を運営しているケイ・オプティコムに電話で聞いたことも踏まえて、特色や、口コミ・評判についてまとめました。
■ウェブチェックも動画も快適?
上記の動画を見る限りでは、サイトチェックはサクサク。動画視聴もまずまずのようです。
■「mineo」とは
「mineo」は、MVNOとして初めてKDDIの通信網を活用。下り最大150Mbpsのau 4G LTEが利用できます。
(2015年10月現在ですと、ドコモのプランに対応したコースもあります)
料金は、初期費用が3,000円。データ通信のみの「シングルタイプ」(月1GB)が月額 800円、090などの携帯電話番号も使える「デュアルタイプ」が月額 1,410円。
基本データ容量別(データのみのプラン、シングルタイプ)の料金の例(au)
・月1GB: 800円
・月3GB: 900円
・月5GB: 1,580円
通話付のプラン(デュアルタイプ)の料金の例(au)
・月1GB: 1,410円
・月3GB: 1,510円
・月5GB: 2,190円
通信量を超えた場合は通信速度が最大200kbpsに制限されます。デュアルタイプの通話料金は30秒につき20円。また、どちらのプランでも、050電話アプリ「LaLa Call」が無料で利用できます。
セット販売もあります。たとえば、京セラ製のAndroidスマートフォン「DIGNO M」のとのセット販売ですと、スマホの料金は4万8,000円。
※料金はすべて税抜の金額。
■対応端末は?
対応機種(スマホ、タブレット、Wi-Fiルーター)ですが、「mineo」はKDDIのMVNO。なので、NTTドコモとソフトバンクの端末は、原則利用できません。
具体的な機種については、当ブログの以下のページでまとめています。
・【まとめ】 mineo 対応機種一覧 【端末】
■LINEは使えるの?
電話で聞いたところでは、「mineo」でLINEの通常のサービスは問題なく使えるとのこと。
ただし、通信容量の大きい「ビデオ通話」や「アプリのダウンロード、アップデート」等の長時間利用については、ちょっと厳しそう。その際には「Wi-Fi」を随時利用した方がいいと思います。
「mineo」でのLINEの利用については、当ブログの以下の記事で取り上げています。
・【疑問解消】 格安SIM 「mineo」でLINEは使えるの?
■1GBってどのくらいの通信量なの?
「mineo」の1か月の高速通信容量は1GB。1GBのめやすについて、公式ページでは、次のように案内されています。
・WEBサイト閲覧:約4,000回以上
※ヤフーのスマホ版のトップページの場合
・メールの送受信:約200,000通以上
※300文字程度のテキストメールの場合
・LaLa Call(IP電話):3,600分以上
・5分の動画(10MB):100回以上
1GBや2GBの通信量のめやすについては、当ブログの次の記事でまとめています。
・【疑問解消】 1GB,2GB,3GB ってどのくらいの通信量?
■「mineo」のネーミングについて
「mineo」は、ユーザーの必要とする「自身に合った機能」を自由に選べるモバイルサービス。「私らしさ」が際立つ新しいライフスタイルを提供することを目指し、「my(私の)」、「mine(私のもの)」、「neo(新しい)」といった思いが込められています。
■ケイ・オプティコムとは
株式会社ケイ・オプティコムは、光回線「eo光」などを手掛けています。ケイ・オプティコムには関西電力が100%出資。設立は1988年4月2日。本社は大阪市北区中之島にあります。
■スマホ「DIGNO M KYL22」とは
「DIGNO M KYL22」は京セラのスマホ。テザリングやおサイフケータイ、ワンセグに対応。
口コミ・評判をチェックしてみますと、価格.comの満足度評価は5点満点中 4・60点(レビュー件数36件)。とくに、レスポンス(操作時の反応速度)や通話音質への評価が高めになっています。スマホの人気ランキングでは 210位。
(2015年10月20日現在)
(参考)
・価格.com:DIGNO M KYL22 au レビュー・評価
wikiによれば、DIGNO (ディグノ)は、京セラのAndroid搭載スマホのブランド。DIGNOとはポルトガル語で「価値のある」という意味。2011年11月に初号機であるDIGNO ISW11Kが発売されました。
(参考)
・wiki:DIGNO
このスマホのおもなスペックは次のとおりです。
・販売時期: 2013年冬モデル
・OS種類: Android 4.2
・最大待受時間
3G:約570時間
4G LTE:約530時間
・バッテリー容量: 2600 mAh
・内蔵メモリ: ROM 32GB RAM 2GB
・CPUコア数: クアッドコア
・文字入力: タッチパネル
・液晶サイズ: 5 インチ
・メインカメラ画素数: 1300 万画素
・サブカメラ: ○
・防水機能: ○
・幅x高さx厚み: 69x138x10.2 mm
・重量: 134 g
・カラー: ホワイト、ブルー、ピンク
■人気の格安SIMってどこなの?
他の人気の格安SIMカードとしては、次の3つなどがあります。いずれも NTT docomo の回線を使ったMVNOです。
〇 「OCN モバイル ONE」
(NTTコミュニケーションズ)
〇 「mio高速モバイル/D ミニマムスタートプラン」
(IIJmio)
〇 「BIGLOBE LTE・3G エントリープラン」
(BIGLOBE)
これら3つの低価格SIMの特色は、他社と比較して速度が速い点などが挙げられます。
上記のSIMカードについては、当ブログの次の記事でまとめています。
・【2015年版】 ゼロからわかる格安SIMカード 【比較】