日本列島はセシウム汚染牛の話題で持ちきりです。日本政府の暫定規制値はセシウム1キロ当たり500ベクレル。セシウム牛は3000ベクレルを超えていたといいます。たとえ放射能汚染のない地域でも、外部から流入してくる食品や野菜、牛肉を防ぎ切ることはできない、という事実が庶民を恐怖のどん底に陥れた事件でした。
【東都生協のHPで農産物の測定結果をチェック】
さて、それでは茨城県産の農産物、海産物の放射能汚染はどうやって知ればいいのでしょう?
手っ取り早いのは、東都生協のHPです。
・東都生協公式HP
HPの中に「東都生協商品の残留放射能自主検査結果」というページがあります。ここに生協の自主測定の結果が掲載されているわけです。
直近のレポートには、次のようなコメントがついていました。
<コメント>
宮城県の畜産産地からの依頼を受け、現在家畜に給餌している2010年宮城県産・飼料用米の残留放射能を検査しました。結果は放射性ヨウ素、セシウムともに「検出せず」でした。
茨城県産の商品については、2011年7月は次のような測定結果でした。
・納豆 検出せず。
・産直たまご 0.7
・たまごプリン 検出せず。
・原木栽培生しいたけ 244
しいたけは、放射能の濃縮が進みやすいのですね。それ以外は、思いのほか放射性物質の検出が少なかったなぁという感想です。やはり、きちんと計測してくれていると安心です。選択の基準があるわけですから。
【コメは大丈夫】
なお、お米については、現在流通しているのは昨年の秋にすでに刈り取ってしまったものです。ということで、どの都道府県のものであっても心配する必要はありません。2011年10月以降、汚染の可能性のあるお米が流通します。その際にも生協の測定結果などを参考にして産地を選んでいくとよいでしょう。
九州産や北海道産の野菜や果物がどうしてもほしい!という場合には、有機野菜の宅配サービスが便利です。つわもののお母さんの中には、2つ3つに登録して西日本産を集めている人もいるそうですよ。食材のネット通販の大手は、Oisix(おいしっくす。最大手)、らでぃっしゅぼーや、生協があります。
【関連記事】
・【まとめ】茨城県の新米の放射能 検査結果(米,セシウム,放射線)
・対策!食品のセシウム放射能汚染(茨城県産の牛肉、豚肉、鶏肉)