【放射能 静岡県産の新茶から、続々とセシウム(緑茶)】
福島県のスーパー「いちい」が独自検査したところ、静岡産の新茶から、続々とセシウムが検出されました。
検査日は、2012年5月11日。
以下、「いちい」のHPからの引用です。
・静岡県 24年度産新茶(葉) 23・93、25・76 製造者:大井川茶園
・静岡県 24年度産新茶(葉) 31・26、27・38 製造者:お茶の丸幸
*数値は、左がセシウム134、右がセシウム137。
*単位は、1キロあたりのセシウム量(ベクレル)。
*放射線測定器は、FNF-401。粉ミルク「明治ステップ」のセシウム汚染を告発した「チーム二本松」と同じ機種です。
この放射能検査結果について、「いちい」は次のようなコメントをつけています。
今年度産の新茶を測定しました。昨年度は200~300Bq/kg検出されましたが、今 年度は上記の通りの結果でした。更に、お茶の「葉」にセシウムは検出されましたが、 煮出したお茶にすると検出されませんでした。
(ソース)
・「いちい」のHP:食品放射能測定報告書(PDFファイル)
http://www.ichii-yume.co.jp/12.05.11.pdf
【続々と検出される基準値超えセシウム】
こちらは新茶ではないかもしれません。しかし、2012年も、静岡のお茶(茶葉)から
1キロあたり109ベクレルのセシウムが検出されています。検査をしたのは徳島県。
以下、最近の厚生労働省の公表結果からの抜粋です。
・宮城県 刈田郡蔵王町 流通品 ヤーコン茶(粉末) H24.4.13、20000ベクレル
・茨城県 大子町 非流通品 茶(荒茶) H24.3.23、101ベクレル
・茨城県 大子町 非流通品 茶(荒茶) H24.3.23、115ベクレル
・静岡県 流通品 茶葉 H24.2.27、109ベクレル
・茨城県 常総市 日流通品 茶(荒茶) H24.3.12;3.13、114ベクレル
・茨城県 常総市 非流通品 茶(荒茶) H24.3.12;3.13、187ベクレル
以上、食品の放射能データ検索もどき(実験) より。
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/food/
*日付は、食品採取日。
*サイト「食品の放射能データ検索もどき(実験)」で、厚労省公表の食品の放射性物質検査結果を検索することができます。
私の場合、日本のお茶はちょっと心配なので、南米産の茶葉を使った「太陽のマテ茶」(コカ・コーラ社)を飲んだりしています。
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