【シャープ、倒産の可能性遠のく？ 鴻海と「提携維持」へ】
倒産の可能性がいったん遠のいたようです。
朝日新聞によれば、シャープ（sharp）と鴻海（ホンハイ）両社が、提携関係の維持を強調する声明を発表することが分かったそうです。
（ソース）
・朝日新聞：シャープと鴻海、週内にも「提携維持」声明へ
（２０１２年８月９日）
http://www.asahi.com/business/update/0808/OSK201208080182.html
マスコミ各社の報道では、シャープの取引銀行も支援する方向なのだとか。
なので、当面の資金繰りはできそうで、破綻する可能性が低くなったようです。
しかし、シャープの場合、中核事業である「液晶分野」が、韓国のサムスン電子などに惨敗。これを立て直すのは、容易なことではありません。
すぐに円安に振れることが期待できないとすれば、国内に巨大工場を持っていることは、大きなリスクなのではないでしょうか。ウワサでは、工場の稼働率は半分などとも言われているのです。
液晶分野も含めて、不採算部門からすべて撤退するくらいの決断をしないと、経営危機の状態は、しばらく続くような気がします。
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