速度比較については、DTIとIIJmioの動画がyoutubeにアップされています。動画を見てみますと、DTI は価格が安い分、ちょっと遅いかなという印象です。
〇 490円DTI SIM vs 980円IIjmio SIM
■mvnoとsimカード
念のためですが、mvnoとは、Mobile Virtual Network Operatorの略。日本語にすると、仮想移動体通信事業者。
ドコモのMVNOは、NTTドコモの回線を業者が借り受けて、データ通信サービスを提供しています。もともとの回線はNTTドコモのものですから、安定したインターネット回線の通信環境が提供できます。ドコモの回線を使うということで、対応機種にはドコモのスマホが多いのが特徴です。
simカードは、携帯電話やスマホの電話番号を特定するためのICカード。原則、端末1台につき1枚必要です。MVNOでは、スマホのsimカードを差し替えることで、格安のネット通信サービスが利用できるようになります。
■「OCN モバイル ONE」も人気
月額 972円~の低価格SIM「OCN モバイル ONE」(NTTコミュニケーションズ)も好評です。NTTドコモ Xi(クロッシィ)のLTE回線を借り受けてサービスを提供しています。スマホのsimカードを差し替えて設定を行えば、すぐにモバイルエントリーが利用できるようになります。購入方法は、ネット経由などとなっています。
アマゾンのページを見てみますと、「OCN モバイル ONE 【データ通信専用】 マイクロSIM」の評価は5点満点中 4・3点。カスタマーレビュー数は 1,566件。かなりの人気のようです。
(2015年10月27日時点)
最高速度は 150Mbpsで、他のMVNOと比較した場合には、かなり速い方になります。
■こんな人に向いている
格安simは、通信料金が安いかわりに、速度制限があったり、速度そのものがちょっと遅かったりします。
「OCN モバイル ONE」の場合ですと、1日110MBを超えると、当日中の速度が200kbpsに制限されます。ただし、翌日には制限が解除されます。
ですので、格安でメールやtwitter、facebook、その他ウェブのチェックをしたいといったタイプの人に向いています。
■動画好きならWiMAX
動画再生を楽しみたい場合には、MVNOは速度はやや遅く、通信量の制限もあるため、ちょっと不向き。
動画視聴に向いているということですと、wimax(ワイマックス)がオススメです。
たとえば、ドコモであれば、グーグルのタブレット「Nexus」と「wimax(wifi)」、そして「Xi トーク24」の組み合わせなどが好評。ご存じの方も多いと思いますが、「Xi (クロッシィ)トーク24」は月額1480円の「ドコモ同士定額かけ放題プラン」。この組み合わせなら、速度制限なし。さらに、通信・通話料金をおさえることが可能になります。
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