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2014年8月4日月曜日

【最新】介護福祉士 受験資格(「実務者研修義務化」の延期)

「実務者研修義務化」が延期に

介護福祉士実務者研修は、当初2016年1月(2015年度)の試験から介護福祉士受験者に対して義務付けられる予定でした。ですが、この措置は1年延期されることになりました。

厚生労働省に電話で聞いたところでは、「2014年6月18日、実務者研修の義務化1年延期が国会で決まった」とのことでした。

(参考)
朝日新聞:介護福祉士、鍛えたいけど人手不足 研修義務化再び延期
  (2014年1月28日)


義務化は2017年1月の試験から

実務経験ルートでは、2017年1月(2016年度)の試験から介護職員実務者研修の修了が義務付けられます。ですので、介護福祉士国家試験の受験資格要件(実務経験ルート)は、「実務者研修課程修了」「3年の実務経験」の2つになります。

2016年1月(2015年度)の試験までは、「3年の実務経験」のみで受験ができます。「3年の実務経験」は、具体的には「従業期間3年(1,095日)以上 かつ 従事日数540日以上」です。

介護福祉士試験の受験資格については、当ブログの次の記事でまとめています。

【変更点】介護福祉士になるには(資格取得方法 2014-15年版)


実務者研修のメリット

介護実務者研修を修了すると、次のようなメリットがあります。

・介護福祉士の受験資格の一つが得られる
・介護福祉士試験で実技試験が免除される
・サービス提供責任者になれる


実務者研修の取得方法

実務者研修の受講資格はとくになし

形式は、「通学+通信(自宅学習)」または「通学」。450時間分の授業を6か月以上かけて消化。授業の中で行われる実技試験に合格すれば修了できます。ヘルパー2級や初任者研修を修了している場合、授業時間が短縮されて320時間なります。

介護実務者研修は、実務経験が3年になるのを待たずに受講することができます

資格取得スクールとしては、ニチイ学館三幸福祉カレッジなどがよく知られています。


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