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2011年7月24日日曜日

つくば市の放射能・ホットスポット(茨城・つくばの放射線量)

【宇宙センター、0.37】

週刊現代7月30日号によれば、つくばのJAXA筑波宇宙センターの地上1メートルの放射線量は毎時0.37マイクロシーベルト。かなり高い数値が検出されました。


【つくば市発表の放射線量測定値】

茨城県つくばの放射線量は、公式HPで公開されています。0.3以上の高い放射線量の場所を参考までに記載します。

※単位は1時間当たりの放射線量(マイクロシーベルト)。
計測日は2011年7月11日。地表付近の数字。

・谷田部南小学校 0.357
・茎崎第一小学校 0.330
・茎崎第二小学校 0.375

つくば市公式HPより。

上記は、学校のグランド中央で計測した値です。通常、放射線量が高いのは、芝生の上、側溝、雨どい下、泥上の土地、木の根元などです。放射線量を計測する意味は、放射線が高い場所を見つけ、速やかに除染することであると考えられます。ですので、グランドの中央だけ測るというつくば市の姿勢には、疑問を感じる声が日増しに高くなっています。

きちんと測れば、放射線量の高い場所は、グランド中央の倍以上の数値がでるのが通常です。そう考えると、つくば市は放射能・ホットスポットである可能性が強いです。まずはきちんと計測するところからスタートする必要があるように思われます。


【つくば市に住民が要望書を提出】

東京電力福島第1原発事故を受け、つくば市の市民有志グループ「放射能汚染から子どもを守ろう@つくば」(皆川幸枝代表)が(2011年7月)22日、市に独自対策を求める要望書を出した。
要望書は、外部被ばくと内部被ばくの総量が年間1ミリシーベルト以下になるよう、教育現場での有効な対策を要請。市民参加の対策検討会設置、教育現場・通学路の放射線汚染マップ(地図)作製や、給食食材の放射線量測定・結果の公表などを求めている。

・東日本大震災:放射能対策求め、つくば市に市民団体が要望書 /茨城 - 毎日jp(毎日新聞)より。

市の対応の遅さから、住民が要望書を出す展開になりました。除染は早期に実施することが何より重要とされています。つくば市が速やかに行動してくれるよう期待したいと思います。


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