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2011年8月16日火曜日

茨城県、つくばの新米、検査結果(お米とセシウム 放射能)

【検出せず】

(茨城)県は(2011年8月)15日、今年度産のコメの放射性物質の検査を始めた。この日は潮来市内の6地点の農家から玄米を採取し、ひたちなか市の県環境放射線監視センターで分析。県産地振興課は16日に結果を公表する予定。

一方、つくば市は同日、市が独自に行ったコメの事前調査で、同市下岩崎で11日に採取したモミ米からは、放射性ヨウ素、セシウムともに検出されなかったと発表した。坂東市でも11日に市内11カ所のモミ米と1カ所の玄米を調査。放射性物質はいずれも不検出だったという。両市は県の予備調査の対象地区外で、生産者からの要望を受けて実施した。8月下旬~9月上旬に県が行う本調査の結果を待って市場に出荷される。

・ニュースBOX:コメの放射性物質検査始まる /茨城 - 毎日jp(毎日新聞)より。


【「検出せず」の意味】

茨城県の検査結果の「検出せず」、は、ご存知のように、「そのお米の放射能汚染が0ベクレル」という意味ではありません。検出限界という数値があり、それ未満であれば、検出せずという公表になります。

つくば市の新米の場合、HPを見ると、次のように記載されています。

測定結果:放射性ヨウ素(131)・放射性セシウム(134,137)ともに不検出

※検出限界値 放射性ヨウ素(131) 7.4Bq/kg未満

放射性セシウム(134) 6.3Bq/kg未満

放射性セシウム(137) 10.1Bq/kg未満


サンプル採取日:8月11日(木)

採取品種:あきたこまち

採取ほ場:下岩崎地内

・つくば市│つくば市独自の米の放射性物質検査についてより。

放射性ヨウ素は出ていない可能性が高いです。ですので、セシウムの分合計16.4ベクレルが検出限界。最大で16ベクレルのセシウムが存在していたとしても結果は「不検出」になってしまうことになります。


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