【中国経済:腐敗問題で中国共産党が崩壊の危機?】
「腐敗問題が解決されなければ、共産党が滅びるかもしれないが、国が滅びる恐れはない」。
北京大学の教授が、こんな趣旨の発言をしたと言います。中国の腐敗の実態は、いったいどのようなものなのでしょうか。
腐敗取り締まり関連の記事を百度(検索サービス)で検索してみると、2003年には1・19万件であったのが、2010年には24・6万件と、上昇の一途。2012年はすでに86・1万件に達しており、これは人類史上類を見ない規模のようです。
(ソース)
・サーチナ:共産党の崩壊が国内でも議論、腐敗撲滅のジレンマに直面する中国
(2012年12月26日)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1226&f=national_1226_009.shtml
中国腐敗の温床と言われる鉄道省。来春引退する温家宝首相は、腐敗の温床と言われる鉄道省の解体に意欲を示していると言われます。鉄道省は、有力政治家にまもられ、巨大利権を背景に独立王国を築いたことで、「腐敗の温床」と化しました。
・中国経済崩壊を防げ!鉄道省解体に意欲(2012年12月)
企業の盛衰が、自由競争ではなく賄賂で決まる国には、未来はないと思います。どの程度腐敗が改革できるのかに、中国の将来がかかっていると言えそうです。