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2013年6月19日水曜日

【ゼロからわかる】ウェディングプランナーになるには(就職,転職,資格)


by ashinari

wikiによれば、ウェディングプランナー(ブライダルプランナー)とは、結婚式のプランニングをして新郎新婦のアドバイザー的な役割りも担う職業。ブライダルコーディネーターやウェディングプロデューサーとも言います。挙式から披露宴、料理、花、写真、衣装、ヘアメイク、引出物等の提案・手配から金銭的な調整、当日のアテンドまで、結婚式をトータルでプロデュースする仕事とされています。

(参考)
・wiki:ウェディングプランナー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%
87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BC

以下、キャリアコンサルタントをしてきた経験をもとにブライダルの就職・転職のポイントを整理してみました。


■ウェディングプランナーになるには

専門学校や資格取得学校に通うのも一つの手段です。ですが、それと同時に職務経験を積んでおくことが効果的です。

学生の就職活動なら、在学中にホテルや式場でのアルバイトでサービススタッフとして活躍し、それを自己PRにしてブライダル業界に就職するといった方法があります。ホテルや式場選びに際しては、名の知れたところですと、好印象になることがあります。

たとえば、近所のビジネスホテルよりは帝国ホテルのアルバイトの方がインパクトがあります。実際、アルバイトをした人に話を聞いてみますと、高級ホテルのアルバイトでは、マナーや接客など、かなり厳しく教育訓練されていることが分かります。

転職ですと、即戦力であることが重視されます。未経験でブライダル業界への転職をしたい場合には、ホテルや式場のアルバイト・派遣社員を経験してそこで実績を残せると強いです。就活の際には、その成果を自己PRにでき、転職が成功しやすくなります。ホテルや式場に限らず、接客や営業で実績が残せていれば、有利に選考を進めることができるでしょう。

社会人の場合、バンタンデザイン研究所キャリアカレッジ(ウェディングプランナー、東京・大阪)などでしたら、働きながら学校に通うこともできます。未経験の場合、こうした学校に通うのも一手です。


■資格よりも人柄・職務経験?

これはウェディングプランナーに限りませんが、就活の選考では、学生であれば学生生活の充実度、社会人であれば前職での職務経験が重視される傾向にあります。

では資格は必要ないかというと、そうでもありません。同じくらいの実力ならば、資格がない人よりは資格がある人の方が魅力的に見えるもの。「内定の決定打」にはならなくても、「評価ポイントの一つ」だととらえるのがよいと思います。

また、資格取得学校で同じ志を持つ意識の高い仲間をつくり、切磋琢磨することで、自分磨きや情報収集がはかどるという面もあります。

ウェディングプランナーの資格の種類には、全米ブライダルコンサルタント協会(ABC協会)認定「ブライダルプランナー検定1級、2級」などがあります。

(参考)
・全米ブライダルコンサルタント協会:ブライダルプランナー検定
http://www.bridalplanner.jp/index.php


■給料ってどれくらい?

給料については、「ハウスウェディング」のテイクアンドギヴニーズの場合ですと、平均年収が445万円。また、ベストブライダルなら424万円です。一般企業と同程度という感じでしょうか。

(参考)
・ヤフーファイナンス:テイクアンドギヴ・ニーズ
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/profile/?code=4331.T
・ヤフーファイナンス:ベストブライダル
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/profile/?code=2418.T


■ちょっとした疑問はYahoo!知恵袋で解決

資格取得学校の口コミ・評判を調べたり、ちょっとした疑問を解消したりするには、Yahoo!知恵袋が便利です。

・Yahoo!知恵袋:「ウェディングプランナー」の検索結果
http://chiebukuro.search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BC&flg=3&class=1&ei=UTF-8&fr=common-navi


■就活・転職選考対策

就活・転職を成功させるためにもっとも重要なのは、結果と実績です。先に書いたように、学生なら、在学中にホテルや式場でのアルバイトで活躍すること。転職でもホテルや式場のアルバイト・派遣を経験したり、接客や営業の仕事で実績が残せていれば有利です。この際、成約数や営業成績を数字でアピールできるとよりよいです。

ウェディングプランナーといえどもビジネスです。きちんとした接客ができて、お客様に満足いただき、成約実績を増やすことが求められます。ですので、あたらめて結果を出すことにこだわって日々を過ごすことをお勧めします。

当ブログでは、効率的な就活対策についても書いています。就活・転職活動中の方については、次の記事も参考にしてみてください。

【就活2015】スタート時に確認すべき7つの鉄則(インターンシップ etc)

【就活】おすすめの自己分析シート、ノート、他己分析のやり方は?

就活中の人は、「みんなの就職活動日記」というサイトに登録すると、各企業別の口コミや仕事・選考についての情報を集めることができます。


■志望動機は汗で書く?

「志望動機は汗で書け」
私は、履歴書や職務経歴書の志望動機の書き方として、常日ごろこんなことを言っています。

人間、口では何とでも言えます。なので、そこでは違いが出しにくいです。もし、1つでも2つでも、実際に行動に移していることがあれば、それこそが相手の胸に響きます。恋愛でもそうです。口で言うより行動が大事ですよね。

結婚式会場に足を運んだり、働いている人の話を聞いたり、その会社で結婚式を挙げた人の生の声を聞いたりして、それを志望動機に盛り込むと効果的です。


■面接で評価される3つのポイントとは?

就職の面接の評価ポイントでとくに大切なのが、次の3点です。

・職務経験
・結果と実績
・人柄

「職務経験」や「結果」が重視されることは先に書きました。ただ、いくら結果が出せる人でも、人柄が優れていないと台無しです。接客にしても職場の人間関係にしても、人柄が基本になります。ですので、過去の人間関係などを振り返り、自分がいたらなかった点については反省しておくとよいです。

この他、転職ですと、「前職を辞めた理由」が実によく聞かれます。この際、「人間関係がイヤで辞めた」とか「残業が多すぎて辞めた」などですと、相手にネガティブな印象を与えることが多々あります。実際そうだったとしても、ポジティブに整理直して伝えることが重要です。

対策としては、たとえば、「前職ではやりたいことが実現できなかった。御社であれば〇〇の点で、やりたいことができると考えた」といった表現であれば前向きなイメージになったりします。


■就活サイトのスタッフや人材紹介会社のキャリアコンサルタントに相談

就職活動中の方は、履歴書や面接について、キャリアコンサルタントに相談するといいです。キャリアコンサルタントは、たくさんの就活・転職希望者の履歴書や職務経歴書に目を通していますので、客観的な意見を聞くことができます。

学生の場合には、就活サイトのイベントで面接の練習ができたり、キャリアコンサルタントに相談できたりするチャンスが結構あります。

また、社会人の場合には、キャリアコンサルタントに会って相談ができる転職サイトがあります。そうしたサイトに登録し、自己PRできそうなことや、志望動機にできそうなことを相談してみましょう。その結果を生かして履歴書や職務経歴書をつくるようにすると、効率的です。

この際、一人のコンサルタントですと、少しアドバイスがかたよっていることがあります。ですので、2人以上から意見とその根拠を聞き、最後は自分の判断でアドバイスを取捨選択するようにすると、よりよいです。

以上、ウェディングプランナー就職のポイントをまとめてみました。小さな結果を一つ一つていねいに積み重ねながら、夢実現に近づいていけるよう祈っていますね。