文科省は、航空機を使って、関東では、これまでに東京、神奈川、埼玉、栃木、群馬、茨城、千葉の土壌汚染マップを作成しました。
もっとも高画質なのは次の地図です。
（超高画質の地図）
・放射線量等分布マップ拡大サイト（文部科学省公式ＨＰ）
都県別の汚染マップは次の通りです。
（地図）
・東京・神奈川の放射能汚染地域マップ（文部科学省ＨＰのpdf）
・埼玉のセシウム汚染マップ
・栃木のセシウム汚染マップ
・群馬のセシウム汚染マップ
・茨城のセシウム汚染マップ
・千葉のセシウム汚染マップ
栃木については、公表後に一度訂正が行われ、セシウムの汚染濃度が上方修正されました。
茨城のセシウム汚染マップによれば、北茨城市など、茨城県の北部にもセシウム汚染の濃度の高い場所があることがわかりました。
群馬は、総面積の実に半分近くが放射能汚染地域であることがわかっています。桐生市やみどり市にもセシウム濃度の高い場所が見つかっています。
最近公表されたのが埼玉県と千葉県です。埼玉県の汚染マップによれば、三郷市や吉川市だけでなく、秩父市の中にも汚染地域が存在することがわかりました。
なお、東京や神奈川については、今後公表される予定です。
【東京都、神奈川県の土壌汚染マップ】
東京や神奈川のセシウム汚染地図には、市民団体・放射能防御プロジェクトの作成したものがあります。
（地図）
・放射能防御プロジェクトによる関東土壌汚染調査結果マップ
神奈川では、ほとんど土壌汚染はめだちません。しかし、東京の東部地域には、チェルノブイリ事故の際の「放射線管理区域」に当たる放射能汚染地域が点在しています。
【wspeediによる予測値図】
この他、wspeediによるセシウム飛散予測分布図が公表されています。この汚染マップによれば、北は秋田県、山形県、西は新潟県、山梨県、長野県、静岡県、愛知県にまで、一定量の放射性セシウムが拡散した可能性があります。
（地図）
・体感に一番近い汚染マップ １８都県に広がる汚染の実像 - nanohana ナノハナ ｜ 地球と７代先のこどもたちを元気にしてゆく情報発信サイト
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