【文部科学省、茨城県の土壌汚染マップを公表】
文部科学省は航空モニタリングによる土壌汚染マップを作成・公表しました。
(地図)
・茨城・土壌汚染マップ(文科省)
航空機モニタリングは、県と文科省が合同で7月26日から8月2日まで実施。県の防災ヘリコプター「つくば」に米国エネルギー省が所有する高感度の放射線検出器を載せ、地上1メートルの放射線量と地表の放射性セシウムの蓄積状況を調べた。
マップによると、セシウム134と同137の濃度の合計が県内で最も高い「同10万〜6万ベクレル」だったのは、2市のほか、高萩市、大子町、守谷市、牛久市、阿見町などの一部。「同6万〜3万ベクレル」は県南全域や県北東部、鉾田市などだった。
上記リンク先の記事より。
詳細な土壌汚染マップは文部科学省のHPのPDFファイルにあります。
(詳細地図)
・茨城・土壌汚染マップ(PDF)
県内でもっとも濃度の高い場所は、北部は北茨城市とその周辺、大子町、取手市とその周辺、阿見町とその周辺に集中していることがわかります。また、新米からセシウムが検出された鉾田市もやや濃度の高い地域になっています。やはり、放射能ホットスポットと土壌汚染濃度の高い場所は重なっていることが多いようですね。
【放射能汚染マップ(空間線量)】
茨城の空間線量については、次の地図が詳細です。
(地図)
・茨城・空間線量マップ
上記の汚染マップによると、北部に放射線量の高い地域があります。北茨城市と高萩市の間に、空間線量で毎時0.5~1マイクロシーベルトの場所があるようです。この区域が県内で、もっとも高い線量の地帯である可能性があります。
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