【放射能】「狭山茶の測定方法がインチキ」と話題に(埼玉県)
「厚生労働省公表の狭山茶の放射能検査方法がおかしい」。
とネット上で話題になっています。
茶葉は検査せず、お湯を注いでお茶(飲料水)にしてから放射線検査を行っているようなのです。ネット上では、「茶葉の汚染が止められないので、苦肉の策として、厚労省が放射線検査方法を変えたのでは」という意見が目立ちます。
(参考)
・厚労省:食 安 発0 3 1 5第1号(PDFファイル)
(2012年3月15日)
http://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/dl/tuuchi_120316.pdf
以下、厚労省のHPからの引用です。
*日付は採取日。
*数値は、1キロあたりのセシウムの量。
・狭山市 荒茶工場 非流通品 飲料水 茶(飲用) H24.5.15: 3.1ベクレル
・狭山市 荒茶工場 非流通品 飲料水 茶(飲用) H24.5.15: 2.9ベクレル
・狭山市 荒茶工場 非流通品 飲料水 茶(飲用) H24.5.15: 1.7ベクレル
以上、厚労省HP:食品中の放射性物質の検査結果について(第392報)のPDFファイルより。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002alza-att/2r9852000002am31.pdf
【市民測定所の検査では、1774ベクレル】
一方、東京都八王子市の市民測定所が検査を行ったところ、
2011年度の狭山茶から、1キロあたり1774ベクレルのセシウムが検出されています。
「100ベクレル超えなら、そもそもクリアランスレベル制度で、法的には『放射性廃棄物』なのでは?」といった厳しい声も見受けられます。
(ソース)
・八王子市民放射能測定所のグーグルドキュメント
https://docs.google.com/spreadsheet/ccc?key=0AsJ6Md4KtBkbdDNraUFwSXAyYzc5N3kzNHJQcXRpeFE&hl=ja#gid=5
以下、八王子市民放射能測定所のコメントです。
(引用ここから)
合わせて1770Bq/kgは高い。10gの茶葉で500ccのお茶を出したとしたら、確実に10Bq/kgを越えてくると思われる。基準値越えとして保健所に通知すべきレベルだと言える。
(引用ここまで)
なお、この測定所が使用している放射線測定器は、ベラルーシのATOMTEX社製AT1320Aです。
(参考)
・八王子市民放射能測定所
http://hachisoku.org/blog/
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