スポンサーリンク

2012年8月11日土曜日

シャープ、海外工場売却へ。経営危機・倒産の可能性は?

【シャープ、海外工場売却へ。経営危機・倒産の可能性は?】

ついにシャープ(sharp)が最終手段に打って出るようです。
北海道新聞によれば、台湾の鴻海精密工業に「海外にある液晶工場」の売却を検討しているというのです。

(ソース)
・シャープ、海外工場の売却検討 提携先の台湾の鴻海精密へ
(2012年8月11日)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/395464.html

それにしても、対応が後手後手にまわっている感がいなめません。
すでにシャープには、「即時、赤字事業からすべて撤退」以外の選択肢はないはずなのですが。

なのに、意思決定を迷っているうちに、どんどん赤字が膨らみ、資金繰りが厳しくなっている印象です。

赤字の原因は、中核事業である「液晶分野」が、韓国のサムスン電子などに惨敗したこと。ここから撤退し、赤字事業以外で会社を立て直すのは、容易なことではありません。

大胆で速やかな決断を期待したいです。


【関連記事】

【8/10】シャープ、倒産の可能性回避か?株価200円超え
【経営危機】シャープ、倒産の可能性遠のく? 鴻海と「提携維持」へ
シャープ、倒産危機回避のため「2つの切り札」とは?(経営)