【中国が戦争を起こす可能性は高いが、対戦相手は日本じゃない?】
中国はいずれ戦争を起こす。
こう予測しているのは、経済評論家の長谷川健太郎氏です。
しかし、それは、尖閣諸島をめぐる日中戦争ではないというのです。
長谷川氏の著作『中国大分裂』(実業之日本社)によれば、中国はいずれ内戦におちいると主張しています。現在、中国共産党(北京政府)と人民解放軍(藩陽軍区)が対立。いつ暴発してもおかしくない状況なのだと言います。
【中国は内戦になる?】
中国が内戦になった場合、共産党と軍との戦いになり、多数の死傷者が出る。そう長谷川氏は警告しています。上記の長谷川氏の著作によれば、藩陽軍区は中国の東北部に位置しており、そこに最新鋭の兵力が集中しています。しかし、その軍を北京政府は掌握できていないと言います。薄熙来氏の党籍はく奪事件も、北京政府と藩陽軍区の対立構図の中で起こったことなのだとか。
藩陽軍区の人民解放軍は、現在の「開放路線」に反対。昔の中国に戻りたがっているそうです。昔と言えば、毛沢東の社会主義です。
長谷川氏の言うとおりのことが起こるとしたら、恐ろしいです。
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