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2012年2月23日木曜日

【週刊文春】福島県郡山市 子供2人に甲状腺がんの疑い(3月1日号)

週刊文春のスクープです。文春3月1日号によれば、福島県郡山市などから北海道に避難した子供から、甲状腺の異常が見つかりました。4歳の男の子に10ミリ、7歳の女の子に8ミリの結節(かたまり)ができていると診断されました。

さらに、成人女性1人はすでに甲状腺がんが確定、切除手術を行うことが決まっている、ということです。

ネット上の反響としては、「避難している人でこれなら、避難していない人はどうなってしまうのだろう」という声が見られます。

(ソース)
・週刊文春2012年3月1日号(p.26~p.29)

NHKニュースの報道によれば、福島第一原発事故直後のアメリカの議事録が公開されました。米国は、3つの原子炉のメルトダウンの可能性を察知。日本の原子力委員会に避難範囲を福島原発から半径80キロに拡大することを提案するも、却下されていたことが明らかになりました。

以下、NHKニュースからの引用です。

(3月)16日には、原子力規制委員会のヤツコ委員長が、最悪の事態を想定すると、1号機から3号機までの3つの原子炉がすべてメルトダウンする可能性もあると指摘し、また、ボーチャード事務局長が、「同じ事態がアメリカ国内で発生すれば、原発から50マイル以内には避難勧告を出すのが妥当だと思われる」と述べて、日本政府が福島第一原発の付近の住民に出した半径20キロ圏内の避難指示、20キロから30キロ圏の屋内退避指示よりも広い範囲の勧告を行うよう、委員会に提起していたことが分かりました。

(ソース)
・NHKニュース:米当局 メルトダウン想定して対応
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120222/t10013199921000.html

避難範囲の狭さこそ、福島第一原発事故の最大かつ根本的な問題であるように思うのですが。


【どうする?放射能汚染対策】

こうした状況の中で、どのような放射能対策をしていけばいいのでしょう。私は現在、群馬県に住んでいます。私の場合ですと、次のようなところに気をつけています。

食材は、大手宅配4社を活用。水はポット型浄水器を使い、部屋の中には空気清浄器を設置。外出の際にはマスクをしています。そして、北海道や西日本の食品が手に入りづらい場合には、サプリを飲んだりして何とかしのいでいます。

放射能やセシウムとは長いつきあいになりそうです。ですが、5年後、10年後も健康でいられるように、対策を続けていこうと思います。