【中国経済危機：経営者の「夜逃げ」が止まらない？】
中国では、企業経営者の夜逃げが起きているというのです。
巨額のお金を持って、突然姿を消してしまう経営者がいるのだとか。
ニュースサイト新唐人によれば、浙江省では、資本金1000万元以上の企業家の24％がすでに移民手続きが完了しており、申請中が32％なのだと言います。こうした現象は、中国全土で起きているとされています。
（ソース）
・新唐人：経済厳冬を迎え 企業家の逃走ブーム
（２０１２年１０月１０日）
http://www.ntdtv.jp/ntdtv_jp/economy/2012-09-06/052853063887.html
中国にいったん進出すると、撤退するのに困難が伴うと言われます。経済危機で経営に行きづまっても、従業員への退職金支払規定などがあり、撤退したくてもできない状況に追い込まれることがあると聞きます。そのため、夜逃げが横行しているようなのです。
【米大企業の半数が移転を検討】
アメリカの大企業の半数近くは、安い人件費などに引かれ、中国以外の国に工場などの移転を考え始めているとされています。
・【中国経済の現状と実態】米大企業の半数が移転を検討（2012年10月）
ベトナムの人件費は、中国の３分の１ほどだと言われます。
反日デモなどのチャイナリスクもあり、今後、外国企業の撤退の動きが加速しそうです。
【関連記事】
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