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2012年10月21日日曜日

【中国経済危機】ソロス氏:「中国は勢いを失いつつある」(2012年)

【中国経済危機:ソロス氏「中国は勢いを失いつつある」】

家計消費が経済に占める割合が低下傾向にあり、同国の成長は鈍化している。
伝説の投資家として知られるジョージ・ソロス氏が、こう述べているというのです。

ブルームバーグによれば、ソロス氏は、「これまで機能してきた成長モデルが息切れしつつある。個人消費が国内総生産(GDP)に占める割合が低下しているためだ」と発言したそうです。

(ソース)
・ブルームバーグ:ソロス氏:中国は成長の勢い失いつつある-消費の割合低下で
(2012年10月16日)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MBYL9H6KLVT901.html


【現状では「消費」が弱い中国経済】

過去の記事で触れましたが、中国経済を主導するのは投資。消費が弱い実態が明らかになっています。

【中国経済の実態】現状では「消費」が弱すぎ(2012年10月)

日本にしても、アメリカにしても、GDPに占める消費の割合は、おおむね半分かそれ以上。中国が経済危機を乗り越えるためには、いかに消費主導の経済に変えるかが、今後の課題と言えそうです。


【関連記事】

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