【中国経済の実態:携帯電話は「超薄利多売」】
携帯電話市場で、中国の輸出量は世界全体の8割。しかし、その一方で、世界全体の携帯電話市場の利益はアップルとサムスンが99%を占め、中国の利益は1%にも満たないというのです。
(ソース)
・レコードチャイナ:中国の携帯電話輸出量は世界の8割、量は圧倒的でも利益は1%未満―中国メディア
(2012年10月24日)
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65797&type=20
確かに、中国製品は、「薄利多売」的なものが多いように感じます。
自分自身、中国製品を購入するときの決め手は「安さ」です。多少製品の品質が悪くても、節約できるので仕方なく買っているケースが多いのです。もう少しお金に余裕があれば日本製を買うのだけれど、という気持ちのことがよくあります。
好景気のときには薄利多売でもよいのですが、現在のような不況期には、供給過剰で業績が悪化しがちです。
今後は、品質やブランド力をいかに上げていくかが、中国製品の課題であるように思います。
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・中国経済の現状と実態は「深刻な供給過剰状態」(2012年10月)