【中国経済崩壊の危機?夜逃げ企業が続出中】
中国では、業績の悪い企業が、労働者を使うだけ使って未払い賃金を残したまま計画倒産して夜逃げしてしまう、という事件が相次いで起こっているそうです。
中国の投資は、鉄道方面が多いということなのですが、その鉄道関連の事業でこうした未払いの企業が問題を起っています。そのことは、中国の景気後退のレベルが深刻化していることを表しているのかもしれません。
(ソース)
・NEWSポストセブン:出稼ぎ労働者の賃金払わず夜逃げする中国企業が今年も続出中
(2013年2月3日)
http://www.news-postseven.com/archives/20130203_169711.html
【地方政府の財政は崩壊寸前?】
中国の地方政府の財政が、崩壊寸前かもしれないと思わせるニュースもあります。
英フィナンシャル・タイムズ紙によればは、中国の地方政府向け融資について、国内銀行が少なくとも全体の7割以上の返済を繰り延べ。2012年末までに元利払いの期日を迎えた4兆元の債権のうち、推定3兆元(4820億ドル)以上の返済が繰り延べられたとされています。
・【中国経済】地方政府は崩壊寸前?巨額 返済繰り延べ(2013年1月)
各社の報道によれば、中国国内の複数の都市で、巨大なショッピングセンターがゴーストタウン化しているとの情報もあります。大きな人工都市をつくってみたものの、一般庶民の賃金が安くて彼らは購入できず、空室のままマンションにはほとんど人が入っていないといった状況も多々あると聞きます。
中国経済の現状は、日本のバブル崩壊後と酷似しているように思います。