【経済:中国株バブル崩壊は、二番底がありうる?】
中国株は、まだ底を打っていない。
そんな見解の専門家が少なくないと言います。
根拠としては、2つのポイントがあります。
1つめは、ロックアップ解除の問題。以前に株式を公開した銘柄が、売却停止制度(ロックアップ)解除を迎え、12月に大量の売りがでる可能性があるのだとか。
2つめは、新指導部の問題。新メンバー構成は保守的な色彩が濃く、改革が期待できないという意見が見受けられます。
(ソース)
・zakzak:“独り負け”中国株まだまだ落ちる? 急反発も安心できないワケ
(2012年12月6日)
http://www.zakzak.co.jp/economy/investment/news/20121206/inv1212061147000-n1.htm
個人的には、中国経済の見通しを考えるうえで、指導部の腐敗が要注意だと感じます。
中国共産党内部では、腐敗やわいろが横行していると聞きます。そして、中国の主要な企業は国営企業。腐敗が改革できなければ、バブル崩壊後の中国経済を再建することが困難をきわめるのではないでしょうか。
世界的な投資家であるジム・ロジャーズ氏は、中国株をずっと勧めてきました。しかし、最近は大きくトーンダウンしています。
中国株式市場は二番底もあり得ると想定する必要があるように思います。
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